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審査会「失敗談ダービー」報告

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9月11日、アクセラレーションプログラムへ進む選抜者を決める審査会「失敗談ダービー」を開催し、20者が選抜されました!

本事業では、約2か月間にわたり、お申し込みいただいた総勢100名以上の方に、リスタート経験した先輩起業家の方々による講演会やゲストメンターとの座談会を受講していただきました。

この「失敗談ダービー」では、倒産・破産を経験して再起業を考えられている方や、現在、新型コロナの影響を受けてピボットを余儀なくされた方など、さまざまな困難に直面された挑戦者の方々が、失敗をバネにした将来の展望を2分間で熱くプレゼンされました。審査員の方々からは、挑戦者の熱意に圧倒されながらも、それぞれの事業化イメージを膨らませるような質問が多く出されました。

審査員4名からは以下のような講評がありました。


山口豪志 氏
「皆さんが失敗から得た学びを共有した結果、似たような困難を経験された人も多くいらっしゃることがわかった。共感し合える仲間をつくる機会にもなったので、お互いに繋がりながら次の挑戦に向けて走り出してほしい」


武井浩三 氏
「再スタートというコンセプトということもあり、点数化できないほどの熱い想いが伝わってきた。人生100年。リスタートし続けられる時代だからこそ、やりたいこともどんどん変わっていくし、沢山の人と話す中で自分の考えも変わり、それが自分の人生を作っていく。どうかその熱量を持ったまま進んでいただきたい」


橋田一秀 氏
「皆さんの熱意から、自分もエネルギーをもらった。この審査を経て、このうちの20者のみが先のステップに進むが、今は皆さんの現段階のスナップショットでしかない。選抜されてもされなくても、結局は実現したいことを最後までやり遂げた人が勝つ!」


室岡拓也 氏
「事業を一人でやっているといつでもやめることができてしまうので、やめられない環境に自分を追い込むことが大事。まだ見ぬ顧客のために事業を続けるのは大変だが、裏切れない仲間を作れば頑張ることができる。また、皆さんのプレゼンには共通するものが沢山あったので、他の参加者に対するコメントも自分ごととして捉えることが大切」

この「失敗談ダービー」は、これまでの講演会で先輩起業家からのメッセージを受けたり、座談会で過去の失敗や困難と向き合いながらメンターとのアイディアの壁打ちを繰り返したりして、それらをどう生かすかを整理し考え尽くした集大成として、挑戦者たちの想いがたくさん詰まった審査会でした。

今回はミッションやその背景にある思い、過去の経験などについてお話しいただきました。アクセラレーションプログラムに進む方々は、事業化に向けて改めてミッションを考え直し、その実現に向けてマイルストーンを設定、実証実験を経てそれぞれのミッション実現を目指します。今後のピッチ大会では、具体的なサービス内容やビジネスモデルについて発表していただく予定です。
挑戦者の方々には今後も強い想いを持ち続けていただき、本審査会を次なるステップへと進むプロセスとして頂ければ幸いです。



プラットフォームイベント報告一覧:

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